イベントレポート

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【インターンシップ】研究テーマ:「『執務環境の好み』に関するアンケート調査の統計分析」×【株式会社竹中工務店】

Posted 2021/02/09

<学生の声>

人間総合科学学術院人間総合科学研究群 心理学学位プログラム1年
岩根榛花さん
(インターン派遣期間:2021年1月18日~2月4日)

心理学を学んできた人間が企業研究職としてどのように働くのか、そのイメージを掴むために、研究インターンシップに参加させていただきました。心理学では王道とも言える、「アンケートのデータ分析→結果の考察」というフローに加えて、結果から製品化に向けたアイデアの草案を作成したり、異分野の方との議論を通して、ビジネスへの発展の構想を考えたりと、「実践」という目的をもった研究活動のあり方について学ばせていただきました。これらの視点は、大学の個人的な研究活動では得られなかったと思います。異分野の方に向けて適切に・簡潔に説明する資料を作成することは大変でしたが、この学びを通じて、様々な場面で活用できる汎用的な能力を獲得することができたと感じています。

 

<企業様の声>

株式会社竹中工務店 技術研究所・未来空間部 徳村朋子様

本インターンシップでは、「執務環境の好み」についての大規模アンケート調査の分析を実施いただきました。分析を通じて得られた知見を、当社の事業(例えば、オフィスの設計)にどう活用するかという視点を持って研究に取り組んでもらいました。研究成果の具体的な展開方法についてもご提案いただくなど、出口を見据えた研究を進めることができました。本インターンシップを通じて、ご自身の専門である心理学の知見が、実践的フィールドにおいてどのように活用できるのか、体感いただくことができたのではないかと思います。
緊急事態宣言の発出を受け、オンラインでのインターンシップとなりましたが、WEBミーティング等を定期的に行い、円滑に進めることができました。成果報告会には指導教授にもご参加いただき、時にはご助言もいただきながら当社研究員との闊達な意見交換を行いました。今回のインターンシップでのご経験を、今後の研究生活やキャリア形成に生かしていただければ幸いです。

 

<担当教員の声>

人間系心理学域 認知心理学研究室 原田悦子先生

コロナ禍でのインターンシップのため、実調査の実施はかなわず、さらに相手先に伺うこともできない中でのインターンとなった。その中で、既存データ解析を課題として、主体的に取り組んできた。実際に分析をしてはその成果を「専門分野以外の人」に伝え、議論することを反復する中で、専門概念やその枠組から見えてくることを、相手が持つ目的にも合わせながら、きちんと表現するスキルが身に着いてきたように思われる。複数の、さまざまな異なる研究基盤を持つ方々と、繰り返し議論をする場を持つことは貴重な経験であり、またその実践の中で、先方にも「心理学の持つ意味」を理解してもらえたという手ごたえが感じられたことは大きな成果と言えよう。

 

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