Voice of Graduates

環境省 水・大気環境局

嶋田 章さん Akira Shimada

第三学群(現・理工学群) 社会工学類 2010年3月卒業
大学院 システム情報工学研究科 社会システム工学専攻 2012年3月修了
(千葉県立佐倉高等学校出身)

専門的な学びを深めるとともに、
視野を広げることの重要性も学んだ学生生活。

  子どもの頃から電車が好きで、車窓からさまざまな町を見るうちに、自然とその町の住みやすさや交通・環境との関係など、まちづくりに興味を持つようになりました。そこから都市計画の将来を見据えた時に、経済や経営などお金の流れに関する知識も学びたいと社会工学類へ。
 大学での学びのなかでも特に印象深いのは、学類3年次で行った都市計画の実習授業です。つくば市の隣の土浦市の全面協力を得て、街としての課題を設定するところから解決策の検討・発表・討議まで、一連のプロセスを経験。今になって思えば、分野こそ違えど行政官としての仕事のプロセスと共通する部分も多いですし、またキャリア設計にあたって地方行政の先にある国家行政というものに関心を持つきっかけになったと思います。

 一方で、1〜2年次に教養科目を必修で履修した総合科目も、良い経験になりました。ほかの学類の学生と一緒になって、お互いに自分の専攻とは異なる分野を学ぶなかで、専門も趣味嗜好も異なる人の意見に触れ、多面的なものの見方・考え方を学ぶことができました。
 学生時代から現在に至るまで、私が常に心がけているのは「視野を広く持つ」こと。在学中に進路を考えるにあたっても、社会人駆け出しの頃は、自分がまだ知らないこと、そして幅広い分野に携わる職場を選ぶことが後に良い経験になるのではないか、と漠然と考えていました。現在、環境省の行政官として7年目。すでに5、6部署を経験していますが、日々が学びであり挑戦の場です。政策課題が刻々と変わるなかで問題の本質を捉え、さまざまな立場や視点から、新たなアイデアや手段を用いて挑むことの連続でした。私自身、さまざまな角度から政策について考えるのが好きなので、国家行政の仕事はとても自分にも合っていると思っています。

 大学選びもその先の進路を考える上でも、色々なことに興味を持って触れてみるのが良いと思います。学問も仕事も、いつもとは違った選択をしてみたり、思いも寄らないものに出会う機会を作ってみる。そして、その経験を自分なりに振り返ってみることで本当の意味で視野は広がると思うのです。
※掲載内容は2018年12月時点の情報です。